自己紹介

略歴と自己紹介

子どもの頃からの興味関心

心理カウンセラーという職業に漠然と興味を持ち始めたのは中学生の頃でした。
周りの子どもと同様に、思春期特有の悩みを持ちつつ、
「なんで人はこんなに悩むんだろう?」
「どうしてこんなに悩まなければいけないのだろう?」
「この悩みの状態から抜け出すことはあるのだろうか?」
「悩みには何か意味があるのだろうか?」
と、心の悩みについては特に関心をもって過ごしてきました。

未だにこれらの問いについての答えは明確になっていませんし、問い続けている最中です。
しかし、一つ確実に言えることは、
意味の無い悩みはないということです。
人は悩みによって苦しみますが、同時に、悩みを契機として成長することも出来るということです。

大学院卒業~

大学で心理学を専攻し、大学院では臨床心理学を専攻し、卒業しました。
しかし、卒業後、すぐに心理職の道には進まず、様々な職を転々としてきました。
カウンセラーとしてではなく、1人の社会人として社会の中で揉まれ、働いてみて、一般的な社会常識や、働く人の気持ちを理解しなければ、カウンセラーとして十分ではないという気持ちがあったからでした。
様々な職に就き、そこで様々な人と関わり、見てきた中で、仕事に関する様々な悩みがあることを痛感しました。また、私自身も仕事で大いに悩み、働くことの大変さと、お金を稼ぐことの大変さ、仕事があることのありがたさなど、様々なことを学びました。

その中でも最も私に影響を与えた仕事は、
「漁師」の仕事でした。

とても大変な仕事で、いかに私が楽な環境で育ってきたのかと、痛感させられました。
漁師の方々は、私の生き方の一つのモデルとなりました。
寡黙で、厳しく、ストイックで、優しい・・・
働く姿はとてもかっこよかった。
私は漁師としてはあまり活躍することが出来ませんでしたが、それでも、体中筋肉痛になり、睡眠不足の中でも、魚がたくさんとれ、皆で喜び合う経験は、普通に生きていたら味わうことが出来なかったと思います。
私は漁師の皆さんのおかげで、働く喜びを初めて感じた気がしました。

漁師を辞めた後も、心理師の仕事はしませんでした。
工場で働き、なんとなくつまらないような日常を過ごしていました。
「生きているだけでもいい、十分だ」と自分に言い聞かせつつも、何か物足りない気がしていました。

様々な職を経験する中で、特に根強く思うようになったことは、
自分(三和田)には、決して向いている職業などない」ということです。
このように言うと、なんだか後ろ向きで暗い感じもしますが、私にとっては嬉しい変化でした。
というのも、今までどこか「自分に合った仕事をしなければならない」といった、ある種の思い込みのようなものに縛られていたような気がするからです。
「自分には向いている職業などない」のだから、もっと自由に何でもやれば良い、と思うようになってきました。

世間的には、複数の職歴があることをマイナスにとられることもあるかもしれませんが、全ての人がそうというわけでもありません。
一つの事を長く続けてきた人を評価する人もいれば、色んな経験をして苦労をしてきたことを評価してくれる人もいるかもしれません。
色んな仕事を経験して、私は、自分と同じように悪戦苦闘して来た人や、現在進行形で悪戦苦闘している人、仕事のことで悩んでいる人、人間関係で悩んだり、傷ついたりしている人の役に立ちたいという気持ちがより強くなりました。今でもこれは変わりません。

心理カウンセラーになってから

大学院を卒業してから約5年後に心理職に就き、公認心理師の資格も取得しました。
現在は、心理カウンセラーの仕事を組織の中でではなく、自分一人の力で細々とでも良いから続けていきたいと思い、
当事業所(カウンセリングオフィス ともしび)を開業するに至った次第です。

いつもどこか、漁師の時を思い出します。

「仕事とは使命感」

だと思っています。

誰に言われたわけでもなく、誰に褒められるというわけでもなく、
自ずからやりたいと思うこと、自ずとやっていること、
それが本当にやりたい仕事です。

私は、一人でも多くの悩んでいる人のお役に立ちたいと思って動いております。

私の専門性

私の人生を振り返ってみると、躁鬱の激しい人生だったと思います。

落ち込むときは激しく落ち込み、

その反対に、行動するときは突き抜けて行動する。

おかげで色々な経験をすることが出来ました。

私が双極性障害に興味を持つようになったのも、偶然ではないと思っています。

双極性障害に限らず、発達障害など、特性によって社会適応に困難を抱えている方のお役に立ちたいとも思っております。

私がカウンセリングにおいて出来ること

私の経験から、どのようなカウンセリングが出来るのか、一例をご紹介します。

  • 傾聴をメインとした心理療法:特に「相談したいが何を話せば良いのか分からない」「具体的な問題解決を目指しているわけではなく、またそのための気力も無いが、話を聞いて欲しい」といった利用者様は意外と(?)多いものです。そういった利用者様のお話を共感的に聞き、利用者様ご自身の気づきを促進したり、現状から変化するためのお手伝いをします。
  • 復職・再就職のための心理療法支援:会社を休職している利用者様が、休職に至った原因を見つめ直し、より健康的に会社に戻るための復職支援を行います。また、働きたいけれど就職することが出来ない方への再就職支援も行います。
    具体的な到達目標と、目標達成の指標を定めて、段階的にステップアップして目標の達成を目指します。この目標に関しては、無理のないものを利用者様と共に考えていくのでご安心下さい。
  • 双極性障害の心理教育:ひょっとしたら「双極性障害」という言葉も「心理教育」という言葉も聞き慣れない言葉かもしれません。双極性障害は、躁状態とうつ状態を繰返す気分障害のことですが、有効な治療方針の一つとして心理教育が挙げられています。心理教育は、疾患についての理解を深めるための技法です。場合によっては、周りのご家族や主治医とも連携して行うことも可能です。双極性障害でお困りの方は是非一度ご相談下さい。
  • 認知行動療法:症状の原因となっている「考え方(認知)」や「行動」のクセを明らかにし、それぞれの過剰と不足を特定し、改善することによって、症状を和らげることを目指す心理療法の一つです。次のカウンセリングまでにホームワークを出すなど、利用者様の具体的なアクションを求めることも多いので、より明確な目標を持って具体的に取り組んでいきたいと考える利用者様や、原因と結果の因果関係を論理的に考えていくことにしっくりくる利用者様にはおすすめ出来ます。

資格

公認心理師 (NO.27746)

カウンセラーからのメッセージ

どのような内容でも、一度ご相談下さい。
悩んだときには、視野が狭まり、選択肢も見えづらくなります。
話してみると、不思議と行き詰まりが少し開けてくることもあります。
電話やメールでお問い合わせをするだけでも結構です。
皆様の人生の「次の一歩」を踏み出すためのお手伝いをさせて頂ければ幸いです。

カウンセリングを受けてみたい方へ

ご予約こちらから、または直接お電話(090-6079-0783)からお願いします。

・「どんなことをするのか分からない」「直接具体的な内容を聞いてみたい」「カウンセラーの声を聞いてみたい」という方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
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