毒親とは何か?

コラム

毒親と愛着障害

愛着障害のコラムでも述べていますが、

幼少期の養育環境に問題があり、愛着形成に失敗すると、

大人になってからも対人関係の取り方など様々な側面に問題を引きずってしまいます。

このコラムでは、「毒親の特徴」と、「毒親によって育てられた人の特徴」をまとめています。

毒親の特徴

Twitterで「毒親」と検索し、

毒親の特徴を箇条書きにまとめました↓

  • 過干渉、過保護
  • 身体的虐待、心理的虐待、ネグレクト
  • 親の言うことに逆らわず、一生親の奴隷でいる子どもを育てようとする
  • 子どもをけなす(子どもをけなすことによって、自分の自信のなさを隠したい、自分の優越性を保ちたい)
  • 子どもが思っていることを言うと、それを否定する
  • 子どもの気持ちよりも自分の気持ちを優先する
  • 不安定な感情表現(温かく優しいと思えば、急に冷たく突き放したりする)
  • 父親の愚痴を母親が言う、母親の愚痴を父親が言う
  • 子どもがお礼を言うことを強要する
  • 子どもに秘密を持たせない(自分の知らない世界が子どもに広がっていることを許せない)

いかがでしょうか?

もちろん、これらの毒親の特徴はごく一部でしかありませんが、共通しているのは

「子どもの素直な気持ちの表現が遮られる」

「子どもが安全・安心を感じられない」

といったところでしょうか。

そしてまた、こういった特徴を持ついわゆる「毒親」と呼ばれる人自身も、

同じように毒親によって育てられてきていることが非常に多いのです。

毒親によって育てられた人々の特徴

毒親によって育てられた人々の多くが、

アダルトチルドレン、愛着障害の症状に悩まされます。

毒親によって育てられた人のツイートをまとめ、以下に箇条書きで示します↓

  • 傷つきやすい
  • 強い見捨てられ不安
  • 常に相手の顔色を伺う
  • 人に相談できない、頼れない
  • 最初から人に期待をしていない、期待することが出来ない
  • 漠然とした不安感、恐怖感、罪悪感を常に抱えている
  • 何をしても満たされない気持ち
  • 不機嫌な人をみると何とか機嫌をとらなければと思う
  • 自己肯定感が低い
  • 承認欲求が強い
  • 依存しやすい
  • 甘い言葉に騙されやすい
  • やりたくないことを断ることが出来ない
  • 自分より他人を大切にしてしまう
  • 思っていることを言えない

これらの項目に当てはまるものが多い人は、

幼少期の養育環境を振り返ると、そこに何かしらの原因があることに気が付くかもしれません。

幼少期の養育環境が重要である理由

普通人は幼少期の頃

①子どもとして当然の欲求を表現する

例えば、お腹がすいた時や、不安・恐怖を感じたときには親に気づいてもらうため、養育者から安心を得るために声を出して親を求めます。

たいていの養育者はここで、子どもの欲求に応えようと子どもをあやします。

しかし、

②それらの欲求を無視したり、あるいは、身体的虐待・心理的虐待などによって欲求を否定したりする

↑このような養育者も存在します。

養育者からこのような態度をとり続けられると、子どもは次第に欲求を表現することが出来なくなります。

つまり、「欲求を表現しても、満たしてもらうことは出来ない」ということを学習するのです。

このような学習をした子どもは、、、

③大人になっても、幼少期に学習したことが根強く残っており、上手く人との距離を詰められないか、詰め方が分からずに距離感が近くなりすぎてしまったりする

愛着の問題、過去の傷に悩んでいる方へ

現在進行形で両親、その他の養育者との関係に悩んでいる方、

もしくは、

過去に両親、その他の養育者との関係によって何らかの心の傷、トラウマ、愛着の問題を抱えたままになってしまっている方、

カウンセリングによって、

①自分の愛着のパターンを見つめ直し

②カウンセラーと一緒に、愛着の形成のし直し

をすることが出来ます。

過去に虐待などを受けた経験のある方は、

人に相談しても受け入れられないと思い込み、うまく人に頼ることが出来ない人が少なくありません。

カウンセリングを受けることに関しても同様です。

相談することはとても勇気のいることですが、現在の状況に突破口を見いだすために、一歩踏み出すためのお手伝いをさせていただきたいと思います。

過去の養育者との関係を引きずっている方は、是非一度お問い合わせ下さい。

カウンセリングを受けてみたい方へ

ご予約こちらから、または直接お電話(090-6079-0783)からお願いします。

・「どんなことをするのか分からない」「直接具体的な内容を聞いてみたい」「カウンセラーの声を聞いてみたい」という方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせこちらから、または、直接お電話(090-6079-0783)からでも対応可能です(不在の場合は24時間以内に折り返しのお電話をします)

・もちろん、直接店舗へ来て頂いてもOKです!!

引用・参考文献

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